今日という1日
ちょっと思うところがあって、今日からブログを書き始めました。
私は、
「いやいや、68歳でこんなにパソコンを使いこなしてる方も珍しいし、LINEも使えるし、ものすごいことだと思いますよ。私の母もっと若いですけど、そんなのやろうともしませんから。私が教えられることなんて、誰でも知ってるようなことですし、気にしないでください。」
と。
いいように言ってますが、実は気にしないでくださいという言葉の裏にはちょっとめんどくさかったっていうのもあるんです。
そのかたとてもバイタリティがあり、探究熱心なので、わからないことがあるとすぐ電話をかけてくる方だったんですね。
実際に会って画面を見ながらできると一番よかったのですが、住んでるところがお互いちょっと遠かったのもあり、たいてい電話でカメラをつないで、画面を見たり、説明の載ってるサイトの画像をスクショして赤で囲って矢印つけて、送ってあげて、と、私もそんなに詳しくないのもあり、調べながらなので、時間がかかってしまうんです。
なので、1回電話取ると、たいてい3~5時間くらいかかってしまってました(汗)
その頃は定期の仕事もしてなかったので、時間がある時は全然大丈夫だったのですが、さすがに仕事を始めてからは、次の日のことを考えてしまい、ちょっと電話に出ることを躊躇するようになっていきました。
久しぶりに連絡が来た時も、
「あなたは電話が嫌いみたいだから、、、でも私は電話の方がいいんだけど大丈夫ですか?」
と言われました。
いや、嫌いなわけじゃないんですけど・・・。
(また長くなるのかなと、無意識のうちに避けてしまっていたんでしょうね。)
しばらく連絡を取ることもなく、新しい仕事を初めて忙しかったのもあり、私はすっかりそのご飯の約束のことを忘れていました。
半年ぶりに来たメッセージの内容はこうでした。
と。
久しぶりに電話で話をすることになり、最近どうですか?などと聞かれ、最初は近況報告をしつつ、自分の話ばかりしてしまい、何かがおかしいということに気づきませんでした。
一通り話し終えて、なぜ急に連絡をくれたのですか?と不思議に思っていたことを聞いてみました。
「実はね、私はあなたとお話をしていない半年の間に、とても大きな変化にみまわれてしまったのですよ。」
と、そのかたはゆっくりと言葉を選ぶように話し始めました。
最後に私と電話で話したあとひと月もたたないくらいで、もの覚えが悪くなり、言葉が出てこなくなってしまったそうなんです。
最初はボケが始まってしまったのではないかと思ったそうですが、悩んだ挙句病院へ行くことにしたら、診断結果はボケでも認知症でもなく、脳腫瘍だったというのです。
すぐに入院して手術をすることになったそうですが、やはり脳の病気ということで、最悪もう戻ってこれないんじゃないかという事を考えたそうです。
幸い手術は成功し、数カ月のリハビリをして、やっとLINEをしたり電話ができるようにまで回復したのだと。
あなたにご飯をご馳走すると約束したのに、まだ果たせていなかったから。。。と私に連絡をしたんだと言うのです。
と、改めて思ったそんな1日でした。
遅くはありません。
私が今日ブログを始めたように、あなたも今日なにかやろうと思って手を付けられていなかったことを始めてみてください。
1日は86400秒です。
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きっと、そのはじめの一歩は踏み出せると思いますよ^^
" Time waits for no one "
時間はすべての人に対して平等である
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